閑静な住宅街を抜けて駅間を結ぶ、歴史と狭隘区間のある味わい深い路線。
渋谷駅と千足駅を結ぶ東急バスの「洗足線」渋71系統は、渋谷駅から南下して代官山を抜け、目黒区内の閑静な住宅街を通行する路線です。沿線には正覚寺・祐天寺・円融寺などといった寺社仏閣が点在する他、目黒区役所総合庁舎へのアクセスとしても利用されています。路線の歴史は古く、目黒営業所によって1952(昭和27)年に東急百貨店・渋谷駅東口から清水までが運行開始、2年後の1954(昭和29)年に洗足まで延長しおおむね現在の形になりました。また一部区間は戦前の目黒蒲田電鉄時代からあったともいわれています。
路線形態としては、狭隘区間用の中型車で毎時3~4本(最大5本)、渋谷駅東口~代官山駅入口~祐天寺~清水庚申~洗足駅を基本に渋谷駅東口~清水(目黒営業所)の出入庫便、及び清水庚申→洗足駅の出庫便、洗足駅→清水の入庫便が設定されています。
路線形態としては、狭隘区間用の中型車で毎時3~4本(最大5本)、渋谷駅東口~代官山駅入口~祐天寺~清水庚申~洗足駅を基本に渋谷駅東口~清水(目黒営業所)の出入庫便、及び清水庚申→洗足駅の出庫便、洗足駅→清水の入庫便が設定されています。
(東急バス M1400号車(目黒) 品川200か 27-98 日野レインボーⅡ SKG-KR290J1(2014年式))
渋谷駅の乗り場へやって来ました。やって来たのは一灯式のレインボーⅡです。正面中央に何となくトランセのステッカーが貼ってあった跡が見えます。実は洗足線渋71系統は2007(平成19)年から2016(平成28)年までの9年間、目黒営業所ではなく東急トランセ下馬営業所に移管されていました。この車両は下馬営業所時代に配置されていましたが、路線の目黒再移管に併せて転属してきました。
17:30(定刻) 渋谷駅東口 23人乗車
17:34(定刻+2) 並木橋 1人乗車
17:37(定刻+4) 鉢山中学校東 3人降車
シャレオツの街(無縁の街)、代官山に到着です。ここでは乗降共にありました。
17:40(定刻+4) 代官山駅入口 1人乗車 2人降車
カーブが続いていきます。また続々と乗車があり、時間が押していきます。17:43(定刻+6) 正覚寺前 6人乗車
17:45(定刻+4) 目黒総合庁舎前 4人乗車
17:46(定刻+5) けこぼ坂上 5人降車
7分遅れで祐天寺に到着。
17:49(定刻+7) 祐天寺 5人乗車 1人降車
出発すると狭隘区間であることの案内が流れました。駒沢通りから別れ、ここからは住宅街へと入っていきます。
17:50(定刻+7) 目黒中央中学校 1人乗車
17:51(定刻+5) 水道局目黒営業所前 4人降車
17:53(定刻+7) 中央町二丁目 1人乗車 2人降車
17:54(定刻+7) 中央町 2人降車
中央町は双方向それぞれの停留所が約200m離れています。
水道局目黒営業所前から清水庚申の間は一方通行の道を通るので、洗足方面と渋谷方面で経路が異なるほか、清水バス停は渋谷方面のみが停車します。
目黒営業所を横目に通りを突っ切ります。
目黒営業所(別日撮影)
17:57(定刻+7) 清水庚申 1人乗車 6人降車
17:58(定刻+6) 月光原小学校前通過
初めて通過バス停がありました。逆にここまで出入りがあるのもコンスタントに利用客がある路線であることの裏付けでしょうか。18:01(定刻+7) 円融寺前 1人乗車 2人降車
ここで18時を回ります。
18:03(定刻+7) 洗足学園前 7人降車
対向の渋谷駅行とすれ違いました。
円融寺通りを進んでいきます。2車線ですが相変わらず狭いです。
18:04(定刻+7) 原町交番前 4人降車
18:04(定刻+6) 区立九中前 1人降車
祐天寺あたりでは立ち客もあった車内はスカスカになっています。
いよいよ終点です。
ぐるっと回って…
到着!
18:07(定刻+3) 洗足駅 5人降車
最後は余裕時分があったのかぐぐっと定刻に近づき、18:07 終点 洗足駅に到着しました。こじんまりとしつつも雰囲気の良いバス停です。待機もそこそこに渋谷駅へとバスは戻って行きました。
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