カルーアでマックスコーヒーを再現してみる

メキシコ産・大人のマックスコーヒー?

カルーアとは、1936年にメキシコで誕生したコーヒーリキュールの一種で、サトウキビから作られるスピリッツをベースにコーヒーの抽出液を混成し、バニラやカラメルなどを混ぜ合わせたものです。特徴としてはとにかく甘ったるく、代表的な飲み方である牛乳で割ったカクテル「カルーアミルク」ではコーヒー牛乳のような味や飲む感覚になるようで、お酒を感じずに飲めてしまう(=場合や飲み方によっては気づかず酔い過ぎて危険なこともある…)そうです。
…それにしても、とにかく甘ったるいコーヒー味、

これってつまり

ということでカルーアを利用すれば、マックスコーヒーカクテル的な何かを錬成できるのではないかと思い、試してみました。

カルーアは日本ではサントリーが輸入販売先として取り扱っており、酒屋などで手軽に入手できます。ではこれを使ってマックスコーヒー味が再現出来ないか、試していきます。

・とりあえず基本

カルーアの瓶を開けると強烈な甘ったるい香りが立ちのぼります。アルコールは20度だそうですが、甘い香りが強すぎて全くお酒っぽい匂いがしません。
今回の実験?がカルーア初体験だったので、とりあえずは基本のカルーアミルクを作ります。瓶の裏に書いてあった公式の比率(カルーア1:ミルク3)で作り、出来たのが上記の写真のものです。見ての通りミルク分が強く、味もお風呂上がりの瓶コーヒー牛乳並みのミルキーさでした。ただ甘さに関しては既にで、マのそれと変わらない感じでした。

★カルーアミルクのレシピ★
カルーア…30ml
牛乳(成分無調整)…90ml
氷(お好みで)…適量

・コーヒー感を上げてみる

通常のカルーアミルクとマックスコーヒーを比べるとどうも牛乳感が強いのですが、甘さはちょうど今の比率で近い感じです。そこで牛乳感を抑えつつ(※ただし0にするわけにはいかない)、糖分も無い割材を…と考えながらスーパーをうろつき発見したのがこのノンシュガータイプのカフェラテでした。
このタイプのコーヒー飲料は良い意味で「水っぽさ」があり、マックスコーヒーに近い感じがあります。(要は牛乳とコーヒーと砂糖だけです!といった感じではないということです(?))
またノンシュガーと言っても完全に甘さ0というわけではないので、カルーアミルクから差し替えた牛乳本来の甘味分もカバーできるのではないのかと思いつつ、いざ投入…

カルーアミルクと同様の比率で割ってみたところ、見た目はこんな感じになりました。かなりマックスコーヒーっぽくなりました。
肝心の味は…

(画像はイメージです)
なんと一発でほぼ完全にマックスコーヒーの味が再現できました。
厳密に考えると、どちらかというと缶よりペットの味…ではありましたが、ミルク感を抑えつつカルーアを割った結果、マックスコーヒー味のカクテルという目指していたパラダイス飲料がここに完成してしまいました。

缶とペットボトルでは味も色味も異なります。どちらも美味しいですが私は缶推し。(画像はイメージです)

★「カルーア・マックスコーヒー風」のレシピ★
カルーア…80ml
マウントレーニア カフェラッテ ノンシュガー…240ml
牛乳…ちょっと足したいと思ったら適量ぶっこむと少々缶よりの味に。
氷(お好みで)…適量
※この分量は買ってきたカフェラテをせっかくだから全部飲み干す場合の分量です。

・もう直で割っちゃえばいいのでは

せっかくいろいろと試して記事にしてみようと思ったのに、こうもあっさりと正解を見つけてしまっては記事が薄くなってしまう…と、冷蔵庫にあったマッ缶を引っ張り出しながら考えます。

よし、いっそマックスコーヒーそのもので割ってみよう。グラスにマックスコーヒーを注ぎ、カルーアをブッ込み、その辺の箸で混ぜて出来上がったのがこれです。

飲んでみるとその味は…暴力そのもの。一気に飲み干すと喉が甘さでスースーとしました。カルーアのマックスコーヒー割、糖分はもちろん、カフェインもアルコールも強めで、結構デンジャラスかもしれません。是非お試しあれ。

★「カルーアのマックスコーヒー割」のレシピ★
カルーア…適量
マックスコーヒー…1缶

なお当然のことですが、未成年者の飲酒は法律で規制されています。未成年の方は是非シンプルにマックスコーヒーそのものを購入しましょう。たとえ糖質制限は食らっても、こちらに年齢制限はありません!

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