新しい旅行様式の実情【その3】

Go To トラベル事業開始にあわせて九州北部を巡ってきました。各施設の感染症対策を中心に旅の模様を振り返っていきます。
新しい旅行様式の実情【その1】
東京を中心に再び感染者が増加している状況ではありますが、Go To トラベル事業もスタートし徐々に観光旅行が復活してきました。かくいう私も先日九州北部を巡ってきたので、各施設の感染対策を中心に旅の模様を振り返ってみようと思います。 なお、...
新しい旅行様式の実情【その2】
Go To トラベル事業開始にあわせて九州北部を巡ってきました。各施設の感染症対策を中心に旅の模様を振り返っていきます。 缶詰状態で揺られること2時間弱、九州国際空港こと佐賀空港に到着しました。20分ほどの早着でしたが佐賀...

佐賀駅からは高速バス“わかくす号”で天神に向かいます。私が駅に到着したタイミングでちょうど1便発車してしまいましたが、20分後に次の便があるので心配は無用です。

佐賀駅バスセンターには市営バスを筆頭にいろいろな会社のバスがやってくるので見ていて飽きません。

発車するとマスク着用の喚起と換気の案内が放送されました。

https://keitotetsu.lalulintas.net/bus/8632/

1時間半ほどで天神に到着。到着寸前に7月から新型車両に置き換わったばかりのキング・オブ・夜行バス“はかた号”とすれ違いました。当初の行程通り2便早いのに乗れていればきちんと撮影できたのかなぁなんてちょっとばかし後悔です。

乗車場に移動し、今度は“なかたに号”で小倉へ向かいます。天神と小倉を結ぶ高速バスといえば以前“いとうづ号”に乗車しましたが、こちらの方が高頻度で所要時間も短くなっています。

https://keitotetsu.lalulintas.net/bus/8738/

少々遅れましたが無事に到着。忘れぬうちに指定席券売機で明日から使うきっぷを受け取っておきましょう。
そのきっぷとはもちろん「みんなの九州きっぷ」。9月末までの連続する土日祝日2日間、エリア内の新幹線・特急・普通列車が乗り放題というフリーきっぷですが、驚くべきはそのお値段。新幹線を含むJR九州全線が乗り降り自由の全九州版が10000円、豊肥本線・三角線以北が乗り降り自由な北部九州版に至ってはたったの5000円です。指定席も6回まで利用可能、グリーン車(DXグリーン・個室含む)も運賃部分は有効、さらに各所で特典を受けられる、とてんこもりの内容ですからぜひ利用してみてください。

きっぷを確保したところで宿に向かいます。今宵の宿は旦過駅目の前のホテル1-2-3小倉。北九州市宿泊モニターキャンペーンというので料金なんと1000円でした。消費税のほか宿泊税が別途かかるので実際の支払額は1300円なのですが、それでも破格の安さです。
ビニールの仕切りが設けられたフロントで領収書と宿泊証明書を求めると手際よく発行してもらえました。Go To トラベルキャンペーンもきちんと適用されそうです。あ、でも本人確認されてないな…。

Go To トラベルキャンペーンでは事業者側の準備が整うまでは旅行後に申請することで割引分の還付をおこなうことになっていますが、事業者が参加登録されなければキャンペーン対象外となり、還付のための証明書類等を入手できても還付を受けられません(参加登録が済めば7月22日にさかのぼって還付を受けられるようです)。
ホテル1-2-3の公式サイトを見てみると「登録を申請する予定で、事業者登録が完了したら改めてお知らせする」とあるのみで、参加の意思はあるようですが実際に登録されたかはわかりませんでした。
ならばとGo To トラベル公式サイトの宿泊事業者参加登録リストを丹念に探してみるも、ホテル1-2-3の姿は一向に出てきません。リストに記載されているのは原則運営会社名なのでホテル名と違う場合は注意が必要なのですが、会社概要に記載の社名は「(株)ホテル1-2-3パートナーズ」。「ホテル1-2-3」の文字列がないはずはないのです。
リストは毎日のように更新され、どんどん新たな事業者が追加されていくのですが、待てども待てども「ホテル1-2-3」の文字列は現れませんでした。
まさか申請がはねられたんでは…なんて思い始めたその時、会社概要の下の方に「倉敷・福山・小倉の3店は株式会社エム・シーが運営している」とあるのを見つけました。慌ててリストを見直してみると広島県のところに「エム・シー」の項が。
ということで今回の宿はGo To トラベルの対象になりそうですが、それにしても自分の泊まった宿がGo To トラベル対象かどうかを確認するのは意外に大変です。

さて、荷物を置いて身軽になりましたし平和通駅そばの資さんうどん魚町店で遅めの夕食とします。

Twitterでも告知があった通り、カウンター席にはパーテーションが設置されています。横並び3席のうち真ん中の席にはメニューが置かれておらず店側としてはなるべく利用を控えてほしいのかなと思いましたが、私含め気にしている人はいなさそうでした。

北九州名物という言葉につられてかしわの細めんを注文。澄んだつゆは落ち着く味で普段スープなど手を付けないのにひたすら飲んでしまいました。

宿に戻ってきて0時過ぎに就寝。長い前哨戦が終わりました。

新しい旅行様式の実情【その4】
Go To トラベル事業開始にあわせて九州北部を巡ってきました。各施設の感染症対策を中心に旅の模様を振り返っていきます。 久しぶりにホテルで迎えた朝。まずは無料朝食をとりにフロント奥のブースへと向かいます。 入口でアルコ...

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