

長崎駅にやってきました。2年後に新幹線開業を控えているわけですが、パッと見今までと何も変わっていないように見えます。
…ボーっとしている場合ではありませんでした。列車に乗る前にお土産を買っておかねばなりません。アミュプラザ長崎(左手に見える茶色い建物)では、インフォメーションでみんなの九州きっぷを提示すると1Fの長崎おみやげ街道や2F・5Fのレストランで利用できる500円OFFクーポン券をもらえるのです(※10月以降この特典はなくなってしまったようです)。
アマビエカステラなんてのに一目惚れしつつひと通り買い込み、いざ列車へ…
なんと、そこにあったはずの改札がなくなっていました。高架化に伴い、ホームが西側へおよそ150m移転してしまったのです。なんとなく話には聞いていたものの具体的な状況についてはまったく把握していなかったので、こんなことになっているとは驚きました。
というか新ホームへもこの改札跡を通るんですか…?
上の写真にも見えていましたが、新ホームへは改札跡を抜け、旧3,4番線ホームを歩いていくことになります。西側の新ホームへ行くのに北に進むとは不思議な話です。
しばらく進むと、通路は折れ曲がって旧ホームから離れます。
旧ホームの先には新幹線の高架。新しく作られるものとそれによって捨てられたものの対比をこんなにはっきりと見たのは初めてかもしれません。わりあい馴染みのある駅だったこともあって、そのショックはかなりのものでした。
新幹線の高架をくぐり、在来線の高架下に入ると通路はもう一度左折してようやく新改札が登場。旧改札からここまでざっと5分かかりました。当然、乗ろうと思っていた特急は発車済みです(実を言うとお土産を買い終わった時点で発車時刻を過ぎたりはしていたのですが…)。
次の特急は1時間後だしどうしよう…なんて思っていると、珍しく長崎本線を走破する普通列車があったので乗ってみます。長崎地区の列車は長与経由や大村線に乗り入れることもあってか気動車のイメージが強く、普通電車がいるのはなんだか違和感です笑
できることならこのまま長崎本線を普通列車で乗り通してみたいところですが、後の行程もあるので諫早で下車。隣には新幹線のホームが出来上がりつつあります。
島鉄の駅も小洒落たものに。もっとも、昔の駅舎は知らないのですが汗
一方で駅前のバスターミナルは相変わらず古めかしさ満開。ワンロマのエアロスターもやってきて実にいい雰囲気でした。
10分ほどバス撮影を楽しみ、当初行程から数えて2本後のかもめに乗ります。ちょうど2時間遅れの計算ですが、予定では肥前鹿島で下車し祐徳稲荷を詣でるつもりだったので、これで追いつきました。でもやっぱり祐徳稲荷行きたかったな…。
海岸線を沿うようにゆったりと駆けていくかもめ。あと何回乗れるのでしょうか。
久しぶりのかもめも悪くありませんが、このまま博多に戻っても面白くないので佐賀で下車。こんどは唐津へ足を延ばしてみます。

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