新高岡のアクセスって悪いの?

北陸新幹線の金沢延伸に伴って開業した新高岡駅は、前後の富山駅、金沢駅と異なって在来線に併設されていません。こういう駅は往々にして市の中心街へのアクセスがわかりづらく不便なのですが、新高岡はどうなのでしょうか?

11:35 新高岡の新幹線ホームに降り立ちました。土休日は毎週のように臨時のかがやきが運転されていますが、新高岡は通過のためはくたか利用一択になります。高岡駅へは富山から在来線でも20分くらいで行けますし、新高岡はアクセス云々以前に不利です。

改札を抜けると、中央で案内板が出迎えてくれ左右の出口が目に飛び込んできます。どちらの出口を出ればよいのだろうと迷いますが、少し近寄ってみると案内板の奥にもう1つ自動ドアが。

ちょっと見つけにくい気もしますが、真っ直ぐ歩いていけばいいのは好印象です。

 ショップ街を抜け道路を一本渡ると左手にこじんまりとした駅が現れます。これが城端線の新高岡駅です。ここまで徒歩3分ほど。横風でもない限り雨に打たれることはありませんし、なかなかの好アクセスだと思います。

 ちなみに、改札を出て左手の南口にはバスロータリーがあり、高岡方面行きのバスが10分おきに走っています。毎時6分発であることからシャトル6の愛称が付けられており、なかなかわかりやすいではないかと思われるかもしれませんが、実際は高岡駅から新高岡駅を経由して南方に向かうバスを束ねたものであり、案内性、定時性については多少疑問が残ります。特に高岡駅→新高岡駅の便については方向幕に新高岡駅の文字は入っていても行先はてんでバラバラなわけで、乗り場が分けられているとはいえ観光客が違うバスではないかと迷う可能性は否定できません。
 ホームへの階段を上がると、出入の動線を分けるかのように簡易ICリーダーが中央にポツンと立っていました。高岡駅方面のみながらSuicaなどの各種交通系ICカードが使えるのは嬉しいところです。

 新駅だけあってホームは1つだけ。上下線とも踏切を渡らなくて済むのはいいですが、誤乗が発生しそうなのは少々不安です。もちろん、ほとんどの列車がワンマンということもあって乗車口は上下で分けられているのですが、不慣れなのか多くの待ち客はテキトーにグループで固まるばかり。頼みの地元客は待合室で休んでいますし…。

11:46 そうこうしているうちに列車がやってきました。乗下車はともに20人ほど。残る10人ほどは城端方面へ向かうようです。
 瑞龍寺の裏手を抜けるとわずか3分で高岡に到着。入れ替わりで城端方面の列車が発車していきます。
 高岡・城端の両方面に列車が接続しており、高岡方面ならば万が一乗り遅れても10分ごとのバスでリカバリーできるというのは非在来線併設駅にしては相当いい環境と言えます。富山の公共交通ネットワークはやはり侮れません。