あぁ、風よ、大いなる風よ

前回のテーマは「涼しい」で、私は「風に身をゆだね」というタイトルで記事を寄稿した。すると、どうであろうか、今回のテーマは「風」だ。なんと運が悪い。

とはいえ、その影響で公式ブログの更新を止めてはならないので、私は、この文章を打ちながら、テーマ記事を書いている。当然、記事のタイトルなど後付けである。

さて、風といって身を委ねる以外のことはあっただろうか…

…あ、あったな。「台風」だ。

この時期に、このことを書くのは少し不謹慎と思いつつ、風と思って、頭をよぎってしまった以上、これは仕方ない。
先日(といっても早半年が経とうとしているが)、友人の自転車にまたがり、上総の中部を抜けるという、なんとも無計画で大胆な行動をとった(詳しくは、私のブログを読んでいただきたい)。
その際、長南町から長柄町へと抜けることがあった。千葉市からスタートし千葉市で終わらなければいけないので、ある意味当然の話である。

しかし、その道には川が沿って流れている。あろうことか、その川が先日の台風で氾濫を起こしたというのだ。

一宮川と呼ばれるその川は、ちょうど私が走行した道に沿って流れている。当時は何も気が付かなかったが、川と道路は意外と近いようで、その影響か、すぐに川まで水が流れてきたようである。

川の力はおそろしいようだった。車が一台流され、そのまま人が1名亡くなってしまったとのことだった。

台風は各地に被害をもたらした。私の愛する千葉県にもだ。まだ、南の方の思い入れのある地域には足を踏み入れられないでいる。それが、恐怖によるものなのかは定かではないが、かつての日々が戻ってきてほしいと切に思うこの気持ちは、どうやら変わりがないようである。

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