三社祭という祭りを聞いたことがあるだろうか。
三社祭とは東京都台東区の浅草一帯で行われるお祭りで例年5月第3週の金・土・日曜日に行われるようだ。
正式名称は「浅草神社例大祭」である。一般に浅草寺が有名であるが横に神仏分離の際に分離した浅草神社という神社が存在しており、このお祭りは神社の方で行われる。(とはいえども敷地が接している以上浅草寺も無関係というわけにはいかず、開催日の一部時間帯には浅草神社の敷地だけでなく浅草寺の敷地を含めて関係者以外立ち入れなくなっている。)
その特徴として大小100基ほどの神輿が浅草一帯を練り歩くというものがある。そのため当日は雷門・浅草寺付近一帯が交通封鎖の対象となり、特に三日目の日曜日は浅草一帯の多くの道で交通規制が敷かれることとなる。
今回はそんな三社祭の交通事情についてみていこうと思う。
1.押し寄せる観光バス
浅草は平時でも観光バスが多く来るようでいつ行っても観光バスを見かける。
祭りの際も例外ではなく数多くの観光バスを目撃した。
浅草近辺には多数の区営バス駐車場が存在し、区が予約等の管理を行っている。(https://www.city.taito.lg.jp/index/bunka_kanko/oyakudachi/kankobuschushajo/mankuu.html)
また、それ以外にもはとバス専用の駐車場も存在するようだ。
2.迂回する都バス・ぎりぎりを通る路線バス
先ほど浅草一帯の広い範囲で交通規制が行われると述べたが、付近を走る都バスでは迂回・運休などの措置が取られることとなる。(https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/bus/2019/bus_i_201905178568_h.html)
迂回の様子を見る限り、雷門付近が交通規制に伴い通れないため、浅草寿町始発などに変更しているようだ。
また、経路を変更していない花川戸付近でも神輿が車道を通るため人だかりからほど近い位置を通っていた。
3.神輿が通過する駅
東武浅草駅では駅舎内を神輿が通過するという非常に珍しい光景が見られた。鉄道会社が祭りに参加しているという光景はなかなかに興味深い。それだけ地元の人々に愛されているお祭りなのだろう。
↑駅舎に入っていく山車。前方には神輿も見られた。
↑駅舎から出てくる神輿。なかなかお目にかかれない様子である。
数多くの神輿が町中を練り歩く三社祭。皆さんも是非一度言いてみてはいかがだろうか。
コメント
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