滑り台から

名鉄名古屋駅は3面2線。線路を挟む相対式ホームが乗車用、真ん中の島式ホームが降車用と分けられ、スムーズに乗降できるようになっています。


こうなると真ん中の2,3番線は列車がいない間はもぬけの殻となるはずですが、名鉄では特急・快速特急およびミュースカイに設定されている特別車については島式ホーム側からの乗車としており、金山側を中心に(※)まあまあの人が溜まっています。

※一部特別車の特急/快速特急の場合金山側2両が特別車となる。

↑英字表記は”first class”になるんですね

そんな人混みのあたりをぶらついていると、ローラー滑り台のようなものを発見しました。ひょっとして緊急時の脱出用?なんて思ってしまいますが、実はこれ新聞を運ぶためのものだそう。
名鉄では昼下がりに夕刊の輸送業務を行っており、地上から夕刊の束を滑らして台車に、そして列車に積み込んでいくのです。

どうやらこの新聞たちは何度か積み替えられて沿線の隅々まで行きわたるようで、今回はタイミングが合いませんでしたが、こんどどこかの束の行方を徹底的に追ってみたいところ。名鉄名古屋駅のリニューアルで滑り台がなくなってしまうかもしれませんし、早めにリベンジしたいですね。

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