輸出バスに魅せられて 第四回(最終回)

11月29日をもちまして全国バスデータベースの記事数が5000件を超えました。いつも見て下さり本当にありがとうございます。今後とも精進してまいります。
今回は5000記事を記念し、管理人(コアラ)がバスにハマるきっかけとなった車について紹介しようと思います。

第一回~出会い編~
第二回~元事業者特定編前編~
第三回~元事業者特定編後編~
最終回~元車番特定編~


前回まででこの車が大阪市交通局中古らしいということが分かった。
今回は下に覗いていた塗色の謎と元のナンバーについて調べる。

①塗色の謎について

緑色の塗装の下に覗いていた塗装について「クリーム地にこげ茶色の線が複数本入っているように見えた。」と述べた。
しかしながら、これは大阪市交通局のカラーリングとは一致しない。それではこのカラーリングは何だったのか。

結論から述べると、大阪市交通局から現在のMana Coach Servicesに移籍する間にもう一社はさんでいた。
どうやら00年代に大阪市交通局からHowick&Easternに移籍したのち、現在のMana Coach Servicesへと移籍したようだ。

同じくHowick&EasternからMana Coach Servicesへと移籍したとみられる車両。
こちらの車はステッカーの貼り付けのみで済ませたようだ。

②元のナンバーについて

元会社がわかると次に気になるのが元ナンバーだ。
これに関しては車台番号を用いて調査した。
その結果元なにわ22あ2344号車であることが判明した。
その他雑誌等を用いた結果すべての情報を確定させることができた。
ナンバー ENP260
会社内番号 264
車両型式 西工 58MC × 日デ U-UA440HAN
年式 1994
撮影時の事業者 Mana Coach Services
元事業者 大阪市交通局住吉営業所所属84-2344号車(なにわ22あ2344)
→元Howick&Eastern64号車(現ナンバー)
営業所 Newlands
備考

最後に

いかがでしたか。
これが筆者がバスにハマるきっかけとなった車の全てです。
この記事を読んだ方がバス、ひいては中古輸出車に興味を持って下さると嬉しいです。

コメント