やってきたのは夕方の激しいラッシュが少し捌けてきた21時過ぎの津田沼駅北口。それでも乗車位置には長蛇の列が出来ています。今回は夜間の需要を調査していきます。
21:10 21:13発予定のバスがやって来ました。今回乗車するのは津田沼駅と北習志野駅とを結ぶ「津04系統」です。この系統は津田沼駅から系列会社の新京成線沿いをおおむね成田街道(R296)を通って進み(千葉日大第一高を経由し)北習志野駅までを結んでいます。現在の大型在籍車では最古年式のスペースランナーA、2014号車(PKG-AP35UM)がやって来ました。
バスの乗客としては多い30人といえどもこの路線は全便が大型車で運用されるため、基本的には着席が可能です。電車に130円追加して着席確保(とは言っても電車でもこの時間ならまあまあ座れますが)&新津田沼駅まで歩く面倒を省く…という観点では需要があっても良さそうです。
21:14(定刻+1) 東部公民館前通過
前原の踏切で新津田沼駅21:17発の電車の通過を待ちます。成田街道に入るまで若干の渋滞があり、じわじわと遅れが出て来ました。
21:17(定刻+2) 前原通過
21:18(定刻+2) 宇津木堀通過
21:19(定刻+2) 前原駅入口通過
乗車があった事は予想外でしたが、街道の沿道沿いに住む帰宅利用者がここからじわじわと下車していきます。
薬園台周辺で続々と下車が続き、座席の空席が目立ちます。
21:22(定刻+4) 二宮出張所前 8人下車
自衛隊前の大量下車で遂に乗客は一桁になりました。
21:29(定刻+7) 自衛隊前 7人下車
21:34(定刻+10) 習志野台八丁目 2人下車
本当に18分前後で到着できるのか怪しいなとは思っていたのですが、やはりそもそもの所要時間に余裕時分が無いためか、道はそれほど混んでいないのに遅延が拡大していきます。
21:42 終点 北習志野駅に到着しました。乗り通した客が1名いらっしゃいましたが、定時性の問題からか乗り通しの需要はほぼ無いに等しいと言えましょう。これにて津04の駅間通し乗車は終了です。
調査と言っても私も帰宅せねばなりません。遅れもあって心配でしたが、ちょうど良い6分で今度は北習志野駅→鎌ヶ谷大仏の「駅間バス」が…
おまけ
今回の津04と同じように津田沼駅北口を発着し、成田街道を進む路線バスが他にもあります。それはちばレインボーバスの「神崎線」です。こちらは津田沼駅から成田街道を進むも北習志野駅へは向かわず、八千代緑が丘駅、船尾車庫、千葉ニュータウン中央駅を経由して遠路はるばる木下駅までを結んでいます。基本的には区間便がほとんどですが、中には全線を通す便も存在し、その便は1時間半近くのロングランという県下の路線バスでも屈指の長距離を誇ります。
(ちばレインボーバス 111号車 習志野200か・109 日野BRC KL-HU2PREA(2001年式))
ある日、津田沼駅で111号車が運用に入っているのを発見し、思わず飛び乗ってしまいました。この車は京成バスの現・新都心営業所に所属していた元4586号車で、4枚折戸で長尺仕様なのが特徴です。(ナンバーが変わってない所も含めて個人的には趣味心のツボを突く車両です。)
(ちばレインボーバス 112号車 習志野200か・363 日野BRC KL-HU2PPEE)
さて、111号車に乗車していきます。「習志野」バス停までは津04と並走、「薬園台駅入口」バス停までは新京成と並走しているので、乗車ついでに薬園台駅入口まで記録していきます。
雰囲気が最高な車内。ワンステ長尺車とあって大型車の中でも詰め込みが良く効きます。
19:10(定刻) 津田沼駅発車 19人乗車
降車需要と経路は被るはずなのですが…
19:19(定刻+5) 宇津木堀通過
19:20(定刻+6) 前原駅入口通過
19:23(定刻+7) 滝台通過
19:24(定刻+7) 薬園台駅入口 1人下車
定刻から7分遅れて到着しました。
バス停からは徒歩5分とかからずに薬園台駅に到着できます。
コメント